妊婦だと思われていた愛浜は結局想像妊娠であることを成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に確認されました。
2014年3月30日に、日本から帰国したメスパンダの愛浜はオスパンダの勇勇と自然交配してからまもなく、減食、運動量の減少とホルモンの上昇など妊娠の気配が出たから、スタッフらの観察で妊娠だと思われ、今年の出産リストに入りました。また日本での「英雄ママ」梅梅の最後の子供でありながら、冬に生まれた唯一の双生児である愛浜ですから、「世界初のパンダ出産と成長の生放送」イベントのキャラクターだと選出されました。しかし、この二ヶ月間の観察とホルモン検査の結果に基づき、愛浜の体内プロゲステロンが既に最低値に下がり、食事量もいつものように回復してきたから想像妊娠だと判断を修正しました。
パンダ基地の専門家呉孔菊の話によると、愛浜に起きたこの想像妊娠という現象はパンダ特有の生理反応ですがパンダ界では普通だそうです。体内プロゲステロンの影響で想像妊娠したパンダは妊娠のパンダと同じように減食したり、食事を全くしなくなったりする妊娠の気配が出ます。通常、想像妊娠であるかどうかの判断はパンダの体内プロゲステロンの変化と食事の取り方など、現場での観察と研究員の豊富な経験に頼っています。それがあっても、出産の二三日前しか判断できないケースもしばしばあるそうです。
また想像妊娠に対するもう一つの面白い解説もあります。妊娠の気配が出たメスパンダはほとんど単独の檻に移され、24時間体制の面倒が見られ、パンダケーキ、りんごとおいしい笹が食べられるなど妊婦としての優遇策があるから、賢いパンダがこの手口を使って生活条件を改善する可能性もあるそうです。
愛浜の想像妊娠が判明されたから、パンダ基地は毛毛というパンダが今年7月26日に生まれた双生児の「毛兄」、「毛妹」兄弟をイベントキャラクターとして「世界初のパンダ出産と成長の生放送」(毎週定時の生放送)、命名ルールの応募、赤ちゃんパンダ名前の応募などのイベントを相次いて行う予定です。
スポーツ名門の継承人としての毛兄、毛妹兄弟は家族より優秀な遺伝子を受け継いだから非常に元気ハツラツで丈夫な子です。飼育員の細かい面倒のおかげですくすく伸びている兄弟には白黒の模様がすでに見えてきました。初めて目が覚めてこの世界を見る日、初めての歩きと立ち……パンダ成長のこれらの奇妙な時刻を逃がさないように上記のイベントに注目してください。